暮らしのヒントがきっと見つかる、R-STOREが紹介するおしゃれな賃貸住宅ライフ、インタビューウェブマガジン

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Room No.0032014.04.03

二人で暮らす部屋

西田美妃さん

Nishida Mihi

世田谷区、東松原。閑静な住宅街、駅から徒歩5分ほど歩いて到着した西田さんのお宅は、外国人アパートメントのような出で立ち。部屋番号からして2Fだと思い込んでいたら玄関は1Fという不思議なエントランスをくぐると、まるでNYのアパートメントのような空間が広がっていました。はじめての同棲生活をおくられている仲良しのお二人のお部屋にお邪魔しました。

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写真手前からベッド、ソファ、ダイニングテーブル、キッチンの順番に並んでいる。玄関に繋がる入り口は右奥。

―新しいお部屋ですね、いつから住んでいらっしゃるのですか?

昨年の7月末に引っ越してきました。この冬で季節は二つめを経験したところです。

 ―「R-STORE」で物件を探そうと思われたきっかけはなんですか?

不動産屋さんのサイトって何件かあるので、いくつかあたってみましたが、気に入ったところが無かったんですね。口コミでも「R-STORE」はいいよ、と聞いたので実際にお会いしてみることにしました。不動産屋さんを先に決めてから探そうと思っていましたので物件の条件から当たったわけではありません。ところが一件目に内見したこの物件に出合った瞬間にとても気に入って決めてしまいました。

―お部屋を探すときに、基点にしていたエリアなどはありますか?

一緒に住んでいる彼の職場が下北沢だったのと、私の職場が表参道でしたので、この世田谷(下北沢周辺)のあたりがちょうど良い距離感だと思いました。東松原は駅からも近いし、治安も良いし、静かでとてもいい場所です。私の実家は相模原なので、はじめての同棲として、二人暮らしがこの家からスタートになりました。

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色違いの鞄が仲良く並んで。壁に取り付けられた専用のねじは自由に動かせる。

 ―お部屋を探すときのキーワード

バス・トイレ別にしたい、などとこだわりたかったのですが、この物件を見て「ここがいい」と思っちゃったら、条件などはどうでもよくなってしまいました。ただ、始めての同棲と親元を離れることもあり「オートロック」だけは最初から初志貫徹してこだわりました。ワンルームですが20帖近くありますので、6帖が二間あるより広く感じるんですね。

 ―インテリアは二人で選んだのですか?

あんまり深く考えてはいなくて、とりあえず目に入ったものを選んだという所です。カーテンも2種類の柄をつけてみたり挑戦はしているんですが。ベッドは奥に置きベッドルーム、ソファを手前にして居間空間を作って、しきりを作らずに上手く配置してみたらなんとなくすんなりと空間が出来上がりました。日中ベッドの上で過ごすことはないのと同時に、食事もダイニングスペースで取るようにしています。

 

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ハイスツールとハイテーブルをダイニングに。朝食の準備も賑やかで楽しげ。

 ―RC(鉄筋コンクリート構造)の良いところはどんなところでしょうか?

とても静かで、落ち着きますね。普通のアパートだと、音や話し声がひびいてしまう事もあると思いますが、ここはまったくひびかないんです。壁にはねじ釘が取り付けられるので、少し模様替えしたり、変化を付けるのが楽しいです。

―背の高いダイニングテーブルにした理由はありますか?

ソファの前で、床に直接座って食事をするのがなんとなくメリハリがなくなってしまうな、と考えてテーブルの高さを設け、食事のスペースをきちんと分けることによって、リズムが作りたかったんです。

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キッチンには収納が無かったので、専用のシンプルなラックは購入した。調味料が整理整頓している。

 ―ガス台が二口ありますね。

やはりキッチンは、二口はあって欲しいと思っていました。どうしても料理をする時には一口ではなかなか大変なんですよね。頭を使って順序を考えなくてはならない。希望したわけではなく結果的にガスコンロになったのですが、やはりガスで作るお料理は美味しいですね。

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鍋も蓋も、専用のねじに吊るされて。インテリアの一部のような雰囲気。

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お母様から教わった料理のレパートリーは餃子や煮物など、家庭料理が中心。お米もガスで炊く。

  ―お料理にしている人のキッチンという風情が漂っていますね。

時々早く帰れる時は、料理を作るようにしています。彼が作って待っていてくれる時もあります。最近の彼の得意料理は白菜とベーコンのポトフや、煮込み料理を作ってくれますね。無水調理ができる“STAUB”の鍋はとても重宝しています。料理することは大好きで、調味料も少しずつ集まってきました。料理は実家の母に習いました。沢山作って冷凍をしておくコツだとか、炊きたてのご飯を炊いたばかりの状態で冷凍しておくと電子レンジで温め直した時にそのままの美味しさが感じられる事など、貴重な知恵を母から習いました。洗濯の方法ひとつとっても、教わっておいて良かったなと思うことが増えましたね。

―廊下や入り口に沢山ある恐竜の置物はなんでしょう?

彼の物です(笑)。モノと言うより“生き物”を集めることが好きなんです。よく見ると部屋のあちこちにあるんです。どんどん増えていっています。実はよくよく見ると彼ら(恐竜)同士でコミニュケーションをとっているんです。そこにはストーリーがあり、時折その展開が変わったりもします。たいてい知らない間に配置が動かされたり、サプライズの要素も含んでいますね。気がついたらアレ?みたいな事も多々あります。少年の心を忘れない人なんです(笑)。

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動物が至る所に顔をだす。突然出現するので西田さんも驚かされるとか。

 ―照明カバーがついているようですね。

彼の照明関係の仕事柄、電気にフィルターをくっつけて、空間に変化をつけています。これも、クリスマスシーズンには赤になったり、地味に付け替えられて変化をしているんですよ。もちろん、私の知らない所で行われているんですが!

―玄関入り口からすぐに2階へと繋がる階段はとても個性的ですね。

大きな螺旋階段になっています。白く塗られた壁は、壁紙を貼られた味けのないものではなく、質感が気に入っていますが、実用性は特にありません。いまは靴の収納場所になっています。ちょっとギャラリーみたいでなんとなく可愛いですよね。

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玄関に入ると、まず迎えてくれるのが白い塗りの螺旋階段。まるで靴屋さんに紛れ込んでしまったかのよう。

 ―お二人で住んでいて、工夫しているところはどんなところですか?

夜だけしか合うことができないくらい、時間帯がずれてしまう仕事の関係上、どうしてもすれ違いが多いのですが「ご飯あっためてね」とか「気をつけていってらっしゃい」などお互いが、相手に対して書き置きをしてコミュニケーションをとるようにしています。私たちにとっては些細だけれど大切なコミュニケーションです。

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恐竜たちの横にアロマが置いてあっても違和感がない。共感しあっているお二人だからこそ。

―ふだんどんなお仕事をなさっているのですか?

雑誌のデザインをする仕事をしています。家で仕事をすることはありませんね。仕事をする時間と自宅で過ごす時間は、はっきりと分けて考えるようにしています。仕事はやりがいを持ってやっています。しかし夜が遅い仕事ですので、家は癒される場所、気持やからだを休める場所です。

 ―ここから先が私でここからは貴方、というようなお互いの所有場所はありますか?

特に作っていません。物を置く場所やスペースは自然とそうなってきました。彼の仕事は照明関係なのですが、これまた不定期な時間で動く事が多くて、なかなかすれ違う事も多いのです。ですから、二人で一緒にこの空間にいる時間のほうが少ないかもしれません。特に取り決めもなく、なんとなく住み慣れていまに至っていますね。

赤がお好きと話す西田さん。なるほど、ソファもカーディガンも、ブランケットまですべて赤!

赤がお好きと話す西田さん。なるほど、ソファもカーディガンも、ブランケットまですべて赤!

―どんな時が心休まりますか?

早く帰ってきた日や、二人のお休みが重なった休日に一緒に部屋で過ごす時間は特別ですね。けれど、すれ違うウィークデーも、お互いが書き置きメモを残したり、サプライズなど工夫をしながら暮らしを楽しんでいます。ちなみに、二人とも基本的には空間はシンプルなのが好きで、小物をごちゃごちゃ置くというそのポイントの趣味が合うんだと思います。恐竜がいても気になりません。また、私は掃除が得意だけれど彼は苦手。彼は片付けが得意だけど私は苦手、役割分担をしながらやっています。そんな肩の凝らない関係も、住んでみてどんどんわかってきた事ですね。

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すべてご紹介しきれませんが、いるんです、あそこにもここにも動物たちが。

 まるで少年のような彼と、少女でありながらも時折母親のような一面も見える彼女、そんな二人の同棲生活はとても楽しそうです。賑やかな小物使いが特徴のインテリアを引き立たせているのはシンプルで機能的な部屋の作り。縦に長い間取りを上手に活かし、家具の配置で空間にリズムを作っているのが印象的でした。お互いを思いやる気持ち、あたたかいお二人の暮らしに、なんだか愛をお裾分けしていただいた気分でお宅を後にしました。(文:stillwater 玉置純子/写真:松園多聞)

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